2009年 のアーカイブ

「中国こそ逆に日本に謝罪すべき9つの理由」黄文雄著、青春出版社、2004年4月発行、¥1,600+税

著者は1938年台湾生れの高名な評論家。

「アメリカはアジアに介入するな!」ラルフ・タウンゼント著、田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2005年7月発行、¥2,000(税別)

「暗黒大陸 中国の真実」ラルフ・タウンゼント著(田中・先田共訳)、芙蓉書房出版、2004年7月発売、¥2,300+税

著者(1900~1975)は新聞記者出身のアメリカ人で、米国政府の元上海副領事。戦前のシナ・中華民国の実情を本書で良く伝えている。原著名は、WAYS THAT ARE DARK-The Truth About China。

「真実の中国4000年史」杉山徹宗著、祥伝社黄金文庫、2004年9月発行、¥600+税


著者は1942年、東京生れ。慶應義塾大学卒業後、米国の大学で講師の経験を経て、日本の大学の教授。
著者は、本書は中国史の「陰」の部分を描いたと述べているが、一部の日本人が戸惑いを覚えるほどに支那(中国)の真実の姿(歴史)を描き出している。古代の支那はさまざまな古典を生み出したが、支那自身はそのような国ではないことが良く分かる。どだい、「論語」で有名な孔子(2mを超える大男だったらしい)自身が、殺害された弟子の子路の肉の塩漬けを送りつけられて人肉の塩漬けを食すことを止めた話は有名である。大陸系の肉食人種が支配した国として、中国もアメリカ合衆国も近年まで奴隷制度や大量虐殺を得意としていたが、さすがに纏足(てんそく)と食人の風習だけはアメリカ合衆国の歴史には聞かない。大陸国家に対する日本人の認識を深めてくれる好著である。

SDHF Newsletter No. 20:『南京で本当は何が起こったのか』(阿羅健一)(徳間書店)(英訳版アップ)

 私共の父祖の世代、ごく身近な人たちが身の毛のよだつような残虐行為を大々的に行ったなどとは、
どうしても信じられない。この気持ちに駆られて、阿羅健一氏は「南京事件」の解明に取り組み始めた。
南京戦に参加した元将兵にインタビューすることからはじめた。3年間に100人を超える人たちから
証言を得た。その証言を『聞き書き南京事件』(図書出版社)にまとめて以来、あらゆる方面から
南京事件の実態解明を行ってきた。結論は「東京裁判の言う南京事件は作り事だ」ということである。
 30年近い研究を振り返ると、事件が起こってから70年、これを言い出した人、広めた人、利用した人、
踊らされた人、中国人、アメリカ人、日本人、実の多くの人がかかわってきたことが見えてくる。
 本書は、これらの人々の動き、かかわりを描きつつ南京事件とは何であったのかを、明らかにしている。
 英訳版をわれわれのサイトにアップし、下記の通り、世界の識者4000名余りに案内しました。
                                     「発信する会」 茂木弘道

“The Nanking Hoax: A Historian Analyzes the Events of 1937”

Through his meticulous research on Nanking incident of nearly 30 years, Ara Kenich saw
a parade of characters marching through history: those who made the accusations, those
who publicized them, those who used them to their advantage, those who were manipulated
by them ? Chinese, Americans, Japanese. So many people have participated in this drama
in so many ways. Why were such accusations made? How were they disseminated throughout
the world? Why were they given credence at the Tokyo Trials? How did the Japanese react
to them? When did the Republic of China first make those allegations?
This book answers those questions.

Summary: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/67_S2.pdf
Full text: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/67_S4.pdf
Profile: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/67_S3.pdf

Any questions are welcome.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi
Deputy Chairman and Secretary General for Kase Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

「関東大震災-「朝鮮人虐殺」の真実」工藤美代子著、産経新聞出版社、2009年12月発行、¥1,890(税込み)


著者は1950年、東京生れのノンフィクション作家。著者は本書で、巷間流布されている、関東大震災時に流言蜚語に惑わされて日本人が朝鮮人を多数虐殺したというデマの真相を解明している。

「朝鮮で聖者と呼ばれた日本人-重松マサ修物語」田中秀雄著、草思社、2010年1月発行、¥2,100(税込み)

「ほんとうは「日韓併合」が韓国を救った!」松木国俊著、ワック、2011年9月発行、¥1,500+税

著者は1950年、熊本生まれ。商社のソウル事務所の駐在経験のある商社マン。事実(真実)があまりにも悲惨で状況が厳しいと、人はそこから目をそむけて(逃れて)空想の世界に逃避したくなるものだ。そこに利己的で政治的な思惑が加わると、自己の願望を事実だと言いくるめて心の安定を図ろうとする。日韓併合により、かって豊かで幸せに満ちた国であった朝鮮を日本が搾取して韓国・朝鮮人を苦しめたといわんばかりの現在の韓国・朝鮮の主張はまさにその典型的な事例で、長年シナの属国であった李氏朝鮮の状況があまりにも悲惨であったため、韓国・朝鮮を近代化した日本統治時代にそのすべてを移動・転化して現代の韓国・朝鮮の「歴史」なるものを創作している。彼らの”歴史認識”なるものは彼らの”願望認識”(”妄想認識”)であり、歴史の”事実認識”ではない。「歴史通」2011年11月号(雑誌、ワック)に掲載されている過去の韓国・朝鮮の写真を見れば一目瞭然。日韓併合以前の明治期の京城(ソウル)の街並みなどの写真を見れば、”世界の辺境”にあり、一部の特権階級が”吸血鬼”のように隷民を苦しめていた”原始時代”のような国から、日本は一体何を搾取できたというのか、あえて説明するまでもあるまい。日本はロシアや西欧列強からの自国防衛の必要性もあり、血のにじむ努力を払って韓国・朝鮮の近代化事業を背負い込んでしまったのである。搾取されたのはむしろ、朝鮮近代化のために多額の費用負担を強いられた日本国民である。民族の性向というものは簡単に変わるものではなく、戦後の韓国・朝鮮の指導層はシナ(現在の中国)の政府と並んで、世界でもまれに見るウソつきで恥知らずの、忘恩の徒であるとしか表現のしようがない。本書は多くの一次資料を使用しながら、併合に至るまでの経緯を始め、韓国・朝鮮を近代化した日本と日本人の努力を丁寧に記述しており、戦後の反日日本人や国賊的な日本の政治家による無恥で悪意のある捏造も明らかにしている。また、日本の資本・技術を受入れて国の発展に尽くした当時の韓国・朝鮮人の努力をも公平に指摘しており、現在(戦後)の韓国・朝鮮の捏造史観(妄想史観)は、彼ら自身の先祖の努力を貶めるものであるという著者の指摘は、的を射たものである。韓国・朝鮮問題に関心のある方には是非一読をお勧めする書物です。

「朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実」水間政憲著、徳間書店、2010年7月発行、¥1,680(税込み)

著者は1950年、北海道生まれ。近現代史研究家・ジャーナリスト。「戦前の朝鮮半島の歴史を正しく伝える書籍や資料がGHQ占領下で焚書され、国立国会図書館や国立公文書館にもほとんど残されていない」(共産主義者に浸透され日本を犯罪国家に仕立て上げようとしたGHQの犯罪の典型例)なかで、著者が国立国会図書館で発見した戦前の朝日新聞・朝鮮版の記事の分析などを基に復元した日本統治時代の朝鮮半島の実像を本書は伝えている。「創氏改名」、「慰安婦」、「強制連行」など、戦後の韓国・朝鮮や反日日本人が主張する捏造史観とは正反対の、当時の朝鮮半島のリアルな実像が浮き彫りにされている。例えば、「国民徴用令」による朝鮮人の徴用や日本本土への密入国を「強制連行」と詐称するようなウソは許されることではない。竹島問題についても、朝鮮側の資料などを基に日本領土だということを証明している。
戦後のシナも朝鮮も日本も、(日本の)敗戦利得者(渡部昇一氏)が指導者になったためか、戦前の日本を悪者にすることによって自己の利益を守っている偽善者の集団であることが良く分かる。日本国政府が欧米諸国へ(英語で)真実を伝える努力をしない不作為のため、中国・韓国によるブラック・プロパガンダに基づく「慰安婦決議」のような、戦前の日本を悪者にする企みが今なお欧米諸国で持ち上がるのは、大東亜戦争により搾取・掠奪の対象(植民地)を失った欧米諸国の日本に対する逆恨みの思いが潜在しているように思えてならない。
著者は「あとがき」で、「戦前、朝鮮半島で生活していた日本人と我々日本人が、なんら変わらない民族性であることに安堵し」と述べているが、それは当然のことで、戦前の数十年間だけ日本人の民族性が悪化していたと考える方が不自然なのは言を俟たない。それは戦後の韓国・朝鮮(特に北朝鮮)を見れば明らかで、1910年以来の36年間にわたる日本との合邦・近代化時代があったにも関わらず、戦後、米ソ両国が合邦時代の実態を知らない落ちこぼれ(はみ出し者)を指導者に据えたため、独立した途端、彼らはあのおぞましいとしか言いようのない李氏朝鮮時代の民族性へ早々と先祖返りをしてしまっている。良きにつけ、悪しきにつけ、民族性というものはそう簡単に変わるものではなく、日本人は戦前の行動をもっと誇りにしてよい。

「日本統治時代を肯定的に理解する」朴贊雄(パク・チャンウン)著、草思社、2010年8月発売、¥2,310(税込み)

1926年、朝鮮・京城(現ソウル)で生まれ、1945年の20歳まで同地で育った韓国の一知識人の回想記。戦後に政治的な意図から捏造された反日プロパガンダとは無縁の、日韓合邦時代後期の真実が窺える書。

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