追悼・安倍晋三
国難を突破し、「危機の時代」を乗り越えるために、
安倍晋三さんが百田尚樹さんと語り合った貴重な歴史の証言
人生七転び八起き──病気に倒れ、首相を辞任。
そして自民党は野党に転落。
そんな不遇の時、「ウイル」に掲載された百田尚樹氏の安倍再起期待論に感謝の電話をかけた安倍氏。
そこから始まった二人の対話・対論をまとめ、2013年に刊行された単行本(『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』)をWAC BUNKO化。
安倍晋三さんからのメッセージ
百田さんの小説の大きなテーマのひとつは、「他者のために自らの人生を捧げること」ではないかと思っている。私自身、若き日に政治家を志してから常にそういう気持ちを忘れずに政治に取り組んできた。百田さんの作品を熟読しつつ、私は夜半、国の命運を思い、眠れないこともある──。
百田尚樹さんからのメッセージ
私はこの素晴らしい国がいつまでも平和であり人々が幸福に暮らしていける国であってほしいと心から願っています。安倍総理と何度もお話させていただき、彼もまた同じ思いを持った人だと確信しました。