自衛戦力と交戦権を肯定せよ (自由社ブックレット12) 小山常実 (著) 自由社

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平成29年5月3日。安倍総理は全く新しい「日本国憲法」改正構想を発表した。 もし、この構想が実現すれば日本は二度と立ち上がれなくなるだろう。つまり、わが国は 「交戦権を持たない」と正式に定式化するからだ。 「交戦権を持たない」とは一体どのような意味があるのか。政治家は本気でそのことを考えているのか。 国民感情を斟酌した、安倍総理の憲法改正構想(9条2項維持=戦力不保持、交戦権否定)を実現させることは、まさに危機から目をそらす「ダチョウの平和」だといえる。 北東アジアが厳しい国際環境に置かれている今、本書は長年、憲法史を研究してきた学者が 「この国の危機的現状を少しでも変えたい」という熱い志にかられて著したものである。 戦後日本ではタブーであったテーマ「戦争とは何か」「軍隊とはどのような存在か」を正面から取り上げている。

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