「幕末維新 消された歴史」安藤優一郎著、日本経済新聞出版社、2009年10月発行、¥1,800+税

著者は1965年千葉県生まれ。歴史家(文学博士)。多くの一次資料を駆使しながら、幕末の歴史について広く世間に喧伝されている「事実」についての解明を試みている。日本の近代化の始まる前夜について、歴史の勝者による多くの「勝てば官軍」的な歪曲がなされていることに気づかされる良書である。

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