加瀬英明は1936年、東京生れ。石平は1962年、中国四川省生れ。共に評論家。米国の大学教育を受け、外交に造詣の深い加瀬英明と、文化大革命の共産主義独裁中国に育ち、天安門事件を経験した後来日して日本に帰化するに至った石平が、日中両国の違いについて縦横に語りつくした対談書。「相手に悪いと思う日本人」と「相手が悪いと思う中国人」-この言葉がすべてを表現している。
本書は2012年12月に、WAC BUNKOの一冊として「相手が悪いと思う中国人 相手に悪いと思う日本人」のタイトルでワックから出版・再版されている。英訳が本会の「掲載文献」欄に掲載されている。