2009年6月 のアーカイブ

SDHF Newsletter No. 14: 「つくる会」韓国大統領に4項目質問書送付

 「新しい歴史教科書をつくる会」(会長:藤岡信勝)は、6月22日付けで韓国の李明博大統領
に、「友好親善に反する内政干渉は止めるべきである」として4項目の質問書を送付した。
 これは、4月9日付けで出された韓国政府スポークスマン声明声明が「つくる会歴史教科書」
(自由社発行)が文科省検定に合格したことに対して、「歪曲」「誤った歴史認識」などという不当
な批判をした上、根本的な是正を促していることに抗議し、何が歪曲しているのかを具体的に指摘
するよう迫ったものである。
 「史実を世界に発信する会」は、こうした韓国政府の内政干渉的な圧力によって歴史事実が
歪曲されるようなことがあってはならないと考えるものである。世界の人々にこのことを知らせるために
われわれのサイトに掲載し、下記の内容のNewsletter を世界のマスコミ、学者、政治家に発信した。
4項目質問書日本語版は、http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_256.htmをご覧ください。                     「史実を世界に発信する会」事務局長:茂木

      Questions to the President of Korea from a Japanese Citizen’s Group

In response to the Korean “Spokesman’s Statement” which protests the Japanese government
authorization of a middle school history textbook, the Japanese Society for History Textbook
Reform submitted questions to President of Korea on June 22nd, 2009, as below;

http://www.sdh-fact.com/CL02_3/21_S1.pdf

Since we are concerned with historical truth and accuracy, we cannot tolerate the Korean
government’s intrusive demand for revision of Japanese textbook contents. It is quite reasonable
that the Society asks, in their questions to the Korean government, to point out specifically which
portions of the textbook are “misguided” or “distorted”.

We eagerly await the Korean President’s response, requested to appear no later than
June 30, 2009.

Any questions are welcome.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi
Deputy Chairman and Secretary General
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No. 13: 胡錦濤主席は何故公開質問状に答えられないのか?

映画「ジョン・ラーベ」に続いて「南京!南京!」(監督:陸川)が封切られています。どちらも全
く架空の映画としか言いようがありません。なぜなら、どちらも南京大虐殺が「あった」と言う前提に
立ってつくられているものですが、その前提は既に歴史資料によって完全に覆されているからです。
 南京事件についての決着は基本的にはついていますが、それを決定的にしたものが、「南京事
件の真実を検証する会」(代表:加瀬英明)が、2008年5月に胡錦濤主席に提出した「公開
質問状」です。事件の根幹を成す5つのポイントに対して、全く答えられないということが明らかと
なったのです。しかも、このことは日英中3ヶ国語でウエッブを通じて全世界に公開されております。
これを見た「The Asianists’ Asia]誌(パリで発行)から会に打診があり「何故質問状に答えられ
ないのか」という論文を提出したところ、最近同誌に掲載されました。
 この論文は、このほど「史実を世界に発信する会」のサイトにも掲載され、下記の通り世界の
マスコミ、学者、政治家などに向けて発信されました。日本語原文は、
http://www20.tok2.com/home/nanking/に掲載されています。ご希望の方には、コピーをお送りします。「発信する会」事務局長 茂木 

        ”Why PRC President Cannot Respond to Open Questions”

Following the film “John Rabe,” another Nanking related film titled “Nanking! Nanking!”
(by Lu Chuan) has been released.

It is strange that these films still assume that the so called “Nanking Massacre” actually
occurred, even though it has been completely refuted by historical evidence. Everyone
will understand this by the fact that P.R.C. President Hu Jintao cannot respond to the
Open Questions concerning the “Nanking Massacre” submitted to him by a Japanese
research group.

An Essay “Why PRC President Cannot Respond to Open Questions” was published
in “The Asianists’ Asia, Vol. V” (edited by Dr. T. Wignesan) (on-line version;
http://www.stateless.freehosting.net/AsianistsAsiaVol5(2008).htm).

Now, with an approval of “The Asianists’ Asia,” this is uploaded in our site:
http://www.sdh-fact.com/CL02_1/62_S4.pdf

Any questions are welcome.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi
Deputy Chairman and Secretary General
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No. 12: 映画「ジョン・ラーベ」の正体

 独仏中合作映画「ジョン・ラーベ」は、4月2日ドイツで封切られ、4月28日には中国でも上映され
ています。人道主義者、南京のシンドラー、ラーベを標榜するこの映画は、ラーベ日記をベースとする
亜ノンーフィクション作品を装っていますが、その正体はとんでもない代物です。
 30万虐殺が事実であった、と言うことを国際的に常識化するとともに、ナチ以下の残虐国家日本を
印象付けようと言う狙いを秘めた作品であるからです。
 真実は、国際委員会の公式文書「Documents of the Nanking Safety Zone」が明確に記録して
いるように南京の人口は、減少したのではなく、増加していたのであり、また日本はドイツと防共協定
は結んでいたが、「ユダヤ人差別せず」の国策によりユダヤ難民救済を行っていたということです。
 この事実を「史実を世界に発信する会」のサイトに掲載し、また海外の報道、政府機関、学者他
多くの人に下記のメールを出したところです。日本語原文は http://www20.tok2.com/home/nanking/  
に掲載されていますが、ご希望の方にはコピーをお送りしますのでお申し出ください。 事務局長 茂木

     Observation on the Film “John Rabe”

The German-French-Chinese film “John Rabe”, directed by Florian Gallenberger, made its debut
in Germany on April 2009 and its first showing in China took place on April 28.

If one’s perception of the film is that it is factually based, this is completely wrong.
At the end of the film, the endnote states “300,000 Chinese were massacred.”
However, John Rabe, in his Diary, never stated that he witnessed a single case of massacre at all.
“Despite the claim of 300,000 massacred, there is not a single witness to this alleged atrocity
in Rabe’s Diary”: is this truly possible?

Anyway, you can better understand the background of Rabe’s involvement with the International
Committee for the Nanking Safety Zone and what really happened in Nanking through this essay.
http://www.sdh-fact.com/CL02_1/61_S4.pdf

Any questions are welcome.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi
Deputy Chairman and Secretary General
Society for the Dissemination of Historical Fact

戦争を望んでいた中国―だから盧溝橋事件は起った―「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

一、 「日中戦争は日本の侵略戦争だった」と多くの人は当然のように思い込んでいる。ところが、戦争勃発前の状況はどうであったかというと、中国の新聞の大勢は「日本をやっつけるべし」という対日主戦論が幅を利かせていたのである。このことは北村稔立命館大学教授と南京大学出身の中国人学者林思雲氏共著の『日中戦争―戦争を望んだ中国、望まなかった日本』(PHP)において具体的かつ明快に示されている。
二、 当時の主戦派には、3つのグループがあった。一つは過激な知識人・学生・都市市民である。二つ目は中国共産党であり、三つ目は地方軍閥である。共産党と軍閥は知識人などに主導された過激世論を味方として、蒋介石政権に対しての立場を有利にしようと狙っていた。特に共産党は反日を最大の政治的な武器として使っていた。昭和6年(1931年)11月に江西省の瑞金に成立した中華ソビエト共和国は毛沢東の名により日本に対して「宣戦布告」を発しているのである。
三、 このようにいつどこで日本攻撃事件が起ってもおかしくない状況のもと、昭和12年(1937年)年7月7日に盧溝橋事件が起ったのである。実は共産党にとって当時の状況は深刻なものであった。西安事件により、蒋介石は共産党攻撃を中止し、共産党との協力関係をつくることを約束した。しかし、その後蒋介石は次々に厳しい条件を突きつけ「共産党の運命はふたたび蒋介石の意中にかかることとなり、6月には蒋介石は、再度紅軍の行く手を塞ごうとしていた。共産党は今一度完全降伏に出るか、包囲殲滅を蒙るか、又は北方の砂漠に退却するかを選ぶ事態になったかに見えた。」(エドガー・スノー『中共雑記』 未来社)この窮地で大博打を打って出たのが共産党であった。国民党軍の中に大量にもぐりこませていた共産党員に反日を煽り、それにまぎれて発砲事件を7月7日夜10時40分に起こしたのである。
四、 共産党がこれを起こしたことは今や100%明らかである。発砲事件の翌日8日に、共産党は中央委員会の名で長文の電報を蒋介石をはじめとする全国の有力者、新聞社、団体などに発信している。実は日本軍は、8日午前5時30分に初めて反撃を開始したのである。当時の通信事情からして8日に始めて反撃があったのに8日に長文の公式電報を作成して発信するなどと言うことは絶対的に不可能である。事前に準備していたからこそこれが可能であったしか考えられないのである。
五、 その証拠が存在する。支那派遣軍情報部北平(北京)支部長秋富大佐は「事件直後の深夜、天津の特殊情報班の通信手が、北京大学構内と思われる通信所から延安の中共軍司令部の通信所に緊急無線で呼び出しが行われているのを傍受した。「成功した」と3回連続反復送信していた。」(産経新聞平成6年9月8日夕刊)その時はこれが何を意味するか分からなかったという。今では明らかである。謀略が成功したことを延安に報告していたのだ。早速延安では電文つくりが行われたのだ。戦争を起こした犯人は中国共産党なのである。日本人すべてがこの「事実」を知るべきである。
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