SDHF Newsletter No. 27: 「つくる会」国連児童権利委員会の不当な内政干渉に抗議

 国連の児童委員会は、日本の国家主権にかかわる重大な問題に対して、確かな情報に
基づくことなく、極めて不当極まりない勧告を日本政府に対して行いました。

  74 委員会は、日本の歴史教科書が、歴史的事件に関して日本の解釈のみを反映
 しているため、地域の他国の児童との相互理解を強化していないとの情報を懸念する。
  75 委員会は、締約国に対し、公的に検定されている教科書がアジア太平洋地域
 の歴史的事件に関して、バランスのとれた視点を反映することを確保するよう勧告する。

 これは、「つくる会」の教科書を念頭に置いた勧告であるが、まるで教科書の内容を
分かっているかのような云い方をしているが、何ら具体的な指摘がないことでもわかる
ように、全く読んでなどいないのである。「つくる会」教科書を批判するグループらが
他国の同調者と大挙して児童委員会に押しかけて、一方的な主張、文書をまき散らした
ことに「何となく」基づいて云っているにすぎない。何もも具体的な根拠はないのだ。
 「つくる会」は、外務省に対して下記の通りこうした不当な内政干渉に対して「断固
として拒否する毅然とした対応」をとるよう要請文を提出しました。

  http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_276.htm 
 下記の英訳文を世界4500余りの識者・マスコミに発信されました。発信する会 茂木

 Prof. Fujioka Nobukatsu, chairman of the Society for History Textbook Reform,
has submitted an appeal to the Minister for Foreign Affairs, requesting the
elimination of attempts to interfere in Japanese domestic affairs (the content
of Japanese textbooks) by manipulating the UN Committee on the Rights of
the Child. The appeal has been uploaded to our site.

* http://www.sdh-fact.com/CL02_3/24_S1.pdf
If you have any questions, please contact Prof. Fujioka or myself.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi, Secretary General
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

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