‘ニュースレター’ カテゴリーのアーカイブ

SDHF Newsletter No.302J 慰安婦契約書は存在した

2021年3月18日 木曜日

朝鮮人業者と契約し慰安所を転々とした慰安婦の証言
「契約書がない」というラムザイヤー論文に対する批判への反証
李宇衍(『反日種族主義』共同執筆者)

この論文は、「決定的な」打撃をラムザイヤー批判者に与えるものと言えます。批判者たちの論拠といえば、慰安婦と慰安所経営者は契約関係というが、契約を証明する「契約書」がないではないか、というのが最後の砦になっていました。
なにしろ、吉田清治証言や、それをもとにしているクマラスワミ報告書などは、今や完全なウソであることが明白となっています。またわずかな元慰安婦の証言(と称するもの)がありますが、これもほとんど実証性がないものばかりです。
そこで「契約書が」がないではないか、と居丈高になってラムザイヤー教授を攻め立ててきました。しかしながら、れっきとした契約書が存在していました。それも、韓国挺身隊研究会が編集した『中国に連れていかれた朝鮮人軍慰安婦2』という韓国語の資料集のなかに、存在しているのです。
李宇衍氏は、このなかのヒョン・ビョンスクという慰安婦の証言を取り上げています。インタービューアーのぺ・ジョンチョルに対して答えています。
・最初の売春宿には、2年契約で500ウオンもらって働きに行ったこと。
・家に帰ったけれど、もっと稼ぎたいということで、業者を探し、3年契約で3000ウオンという契約をしたこと。この時には、父親の承諾が必要だということで家に帰り、父親を説得して、判を押してもらう。業者に、祖父の判も必要と言われ父親に頼んだという。契約書がなくては判を押せない。当たり前であるが、3000ウオンも前貸しするのだから、ある種の契約書があるのは当然なのだ。
・ヒョン・ビョンスクは、「当時は厳しかったです。」と言っている通りである。
・また、彼女は、どういうところへ行きどういう仕事をするのか「よく知っていた」と答
えてもいる。
このように自分たちで出した資料集にも、慰安婦の証言として、はっきり「慰安婦は
業者と契約をして働きにいった」と書いてあるのに、いつまで、強制連行だなどという
100%反対の大ウソを言い続けるつもりなのだろうか。
要するに、慰安婦問題人権問題でも何でもなく、史上まれな捏造プロパガンダに他
ならないことを、あらためて証明する李容洙論文です。

李宇衍論文日本語版(JBpress): http://hassin.org/01/wp-content/uploads/story.pdf

〃 英訳文: http://www.sdh-fact.com/CL/storyE.pdf

令和3年3月18日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝

http://hassin.org

The story of a comfort woman who contracted with Korean entrepreneurs and frequently changed comfort stations

Rebuttals of criticisms of Professor Ramseyer’s article, that “there were no contracts”.

Lee Woo-yeon, co-author of Anti-Japan Tribalism

One criticism of Professor Ramseyer’s essay focuses on a “lack of contracts”. However, Mr. Lee Woo-yeon completely pulverizes this excuse. He argues based on Korean Military Comfort Women Taken to China 2 (written by the Research Society, the Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan, Hanol, 2003).

An alleged “comfort woman”, Hyun Byung-sook, made several statements to Bae Jung-chul.

*First, she received an advance of 500 won to work at a brothel for two years.

*After returning home, she wanted to earn money, so she found a broker who offered her 3000 won

for a three-year contract. However, she needed her parents’ consent. She persuaded her father for

his consent and he put his seal on the contract. The broker further demanded her grandfather’s seal. It is quite reasonable for a broker to make a written contract, paying 3000 won up-front. Hyun said that it was rather strict, at that time.

*To the question, “Did you know that you were to serve many Japanese military men?” She replied

replied “Of course, I knew.”

As Professor Ramseyer wrote in his academic paper, the comfort women are nothing more than prostitutes, just like those who worked in brothels in Japan and Korea, in accordance with the law. The Asahi Newspaper formally admitted that Yoshida Seiji’s testimony was false and retracted 15 articles it published based on his falsehood. Thus, the so-called comfort women “crime” is a lie, and academics including Nobel Prize winners have been ensnared in this lie.

URL:  http://www.sdh-fact.com/essay-article/1655/
PDF:  http://www.sdh-fact.com/CL/storyE.pdf

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No.301Jラムザイヤー論文批判への反論

2021年3月12日 金曜日

ハーバード大ラムザイヤー教授の「慰安婦論文」批判への反論
ようやく崩れ始めた「慰安婦強制連行説」の虚構
李宇衍(『反日種族主義』共同執筆者)

ラムザイヤー教授は「慰安婦と慰安所は相互の思惑」を一致させる契約に基づく関係にあったということを論理的、実証的に明らかにする論文を「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミックス」誌(電子)に掲載しました。韓国系団体をはじめ学者からも激しい抗議が起こされ、一時はプリント版への掲載が見送られそうな状況になりました。しかし、ハーバート大学学部長、雑誌編集者はこれに屈せず、予定通りプリント版が今月発行されます。
こうした批判に対して、『反日種族主義』の共同著者の李宇衍さんは徹底的な反論を書いております。研究者らの批判の中核は、契約関係を立証する契約書がないではないかということです。しかし、李宇衍さんは欧米と違って合意内容を必ず文書に残すよりも口頭契約依存度の高かった韓国との違いを理解していないと批判する。
また、批判者たちは、自分たちの確信の根拠は山ほどあるというのだが、実は突き詰めると、ごくわずかな被害者の「証言」しかないというのが真相なのです。いまだに、「吉田清治」のウソ話、吉見義明が発見したという軍関与文書、河野談話、クマラスワミ報告書などが彼らの根拠になっている有様です。吉見の文書は、軍が悪質業者を取り締まったものであり、強制連行などの証拠では全くありません。河野談話など政治談話であり、強制連行の証拠には全くなっていません。クマラスワミ報告に至っては、吉田清治のウソ+北朝鮮などのウソ宣伝をそのまま根拠にしたものにすぎません。
実は、元慰安婦の証言自体も、殆ど根拠薄弱なものばかりであり、信じるに値しないものなのです。
しかも、慰安婦になるためには、当時様々な公的文書が必要とされていました。本人意思の確認も行われていたのでした。
結局のところ批判者たちは、何一つ実際に強制連行が行われた証拠を提示することはできないということなのです。

李宇衍論文日本語版(JBpress):http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Atlong.pdf

〃 英訳文: http://www.sdh-fact.com/CL/AtlongE.pdf

令和3年3月12日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝

http://hassin.org

The fable of “forced abduction of comfort women” is finally imploding.
The reality of the comfort women was that they were ordinary sex workers.

Lee Woo-yeon, co-author of Anti-Japan Tribalism

Professor Mark Ramseyer at Harvard University made explicit in his article, “Contracting for sex in the Pacific War,” in the International Review of Law and Economic, that the relationship between comfort women and comfort stations was contractual. A group of American and South Korean scholars have rebuked Professor Manseyer’s article since its publication. At the core of their criticism is that there were no concluded indenture contracts or “paper” to verify the contractual relationship. Underlying their criticism though is the fact that they do not understand the difference in contractual cultures between that of European and American countries, where concluded contracts written, and that of Korea, where people tended to depend on verbal or oral contracts.

Critics say that there is a “mountain of evidence” that supports their contention—”testimonies from victim former comfort women”; “confession by perpetrator Yoshida Seiji”; a document of the Japanese Army instructing “forcible abduction”; the Kono Statement, which expressed “remorse”, by the Japanese Government in 1993; the Coomaraswamy Report issued by the United Nations Commission on Human Rights and other reports presented by Amnesty International, International Commission of Jurists and other NGOs. However, among these “mountains of evidence,” only testimonies of former comfort women have some “valid.” The rest turned out to be false or based not tangible primary sources but on the stories of the comfort women.

So how much are we to believe of their stories, that “they were forcibly abducted to be made comfort women”? When former comfort women came out in the early 1990s, their stories mentioned nothing about “forced abduction.” They said that they were deceived by Korean brokers or sold by their parents and became comfort women. The greatest drawback of former comfort women’s “testimonies” is the lack of consistency as this episode illustrates.

Moreover, a serious problem is that there is no objective means to verify their stories. Any official document stating that Japanese authorities were involved in “forcible abduction” has yet to be uncovered. Records left by a third party, including civilians, who might have witnessed coercion or testimony to that effect has also not been uncovered.

URL:  http://www.sdh-fact.com/essay-article/1652/
PDF:  http://www.sdh-fact.com/CL/AtlongE1.pdf

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No.300J Kindle, オンデマンド3

2021年2月16日 火曜日

「史実を世界に発信する会」 英訳書
Kindle、オン・ディマンド(ペーパーバック)でさらに2点刊行

『大東亜戦争で日本はいかに変えたか』(加瀬英明)、『通州事件 目撃者の証言』(藤岡信勝)、『戦争を仕掛けた中国になぜ謝らなければならないのだ』(茂木弘道)、『中国ガン』(林建良)の英訳版に引き続き、新たに下記2点を Kindle、オンデマンド(ペーパーバック)でAmazon より刊行しました。
令和3年2月16日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道
<回覧大歓迎>

原著:『軍艦島-韓国に傷つけられた世界遺産』(松木國俊)
Gunkanjima (Battleship Island): A World Heritage Site Soiled by Korea
–Another distortion of history, akin to the “comfort women”

<Kindle>  523 yen
<オンデマンド・ペーパーバック> 1,628 yen

原著:『「南京事件」日本人48人の証言』(阿羅健一)
The Nanjing Incident: Japanese Eyewitness Accounts
-Testimony from 48 Japanese Who Were There-

<Kindle> 518 yen
<オンデマンド・ペーパーバック>  2,365 yen

SDHF Newsletter No.299J 書評「中国ガン)

2021年2月9日 火曜日

<書 評>
中国ガン(林建良著)
英訳版:「史実を世界に発信する会」 発行 2020
書評者:タダシ・ハマ(日本語訳:「史実を世界に発信する会」 )

『中国ガン』(並木書房)の英訳版は、昨年10月にアマゾンよりKindle版、
オン・ディマンド・ペーパーバックとも発売されました。
その英文書評がタダシ・ハマ氏より寄せられましたので、ご紹介します。

書評英語原文:  http://www.sdh-fact.com/CL/The-China-Cancer-Book-review.pdf
書評日本語訳:  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/ChinaCRe.pdf

なお英文版は、アマゾンで次のように紹介されています。

令和3年2月9日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道
<回覧大歓迎>


The China Cancer: A Taiwanese Physician’s Remedy
Lin Kenryo
Society for the Dissemination of Historical Fact, 2019
Reviewed by Tadashi Hama

The China Cancer: A Taiwanese Physician’s Remedy (English translation version from 『中国ガン』(並木書房) was published in the form of Kindle and on-demand-paper book in October, 2020. Mr. Tadashi Hama wrote a review of this book as bellow:

HTML: http://www.sdh-fact.com/review-article/1643/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/The-China-Cancer-Book-review.pdf

The China Cancer on Amazon;

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No.298J金柄憲韓国歴史教科書研究所長、慰安婦裁判判決批判

2021年2月1日 月曜日

金柄憲(韓国歴史教科書研究所所長・慰安婦法廃止国民行動代表)
慰安婦賠償請求判決を徹底批判
イヨンス(李容珠)証言ファクトチェック
14歳の時、神風部隊に連れていかれたんだって

1月8日、ソウル地裁は元慰安婦12人の日本政府に対する損害賠償請求を認め、日本政府に対して一人当たり1億円の慰謝料を払えという判決を下したのです。国際法では、国家は他国の裁判の被告にならない「主権免除」の原則が確立しています。したがって日本政府は裁判に参加せず却下を求めたのですが、ソウル地裁はこの国際法蹂躙の判決を下すという暴挙を行ったのです。
慰安婦法廃止国民運動代表で韓国国史教科書研究所長の金柄憲氏は、この問題を国史テレビで厳しく批判しております。
まず、金所長は事実調査によると、「慰安婦被害法」の定義する「日本軍慰安婦被害者とは日本帝国によって強制動員され性的虐待を受け慰安婦としての生活を強要された被害者」に該当する朝鮮人の女性は一人もいないと言い切ります。
今回は、特に慰安婦訴訟の代表的な存在である、李容洙(イヨンス)の証言のファクトチェックを行っています。
イヨンスはいうことが場所、時期によってたびたび変わっていることが知られていますが、今回の法廷で原告として証言したことを取り上げます。
イヨンスは「14歳の時に日本軍に連れていかれて神風部隊で電気拷問までを受けて帰ってきた」といっています。
1928年生まれのイヨンス、14歳というと1942年。神風特攻隊がフィリピンで初めて組織されたのは、1944年10月です。1942年にそんな部隊はありません。でたらめです
そもそも14歳では慰安婦にはなれません。これは厳しく規制されていました。したがって、14歳のイヨンスが慰安婦になれる筈がありません。
つまり、裁判長は証拠調べ、事実チェックなどは全くせずに、原告の言うことをそのまま事実として、判決を下しているのです。
裁判長は、偽証をもとに重大な判決を下しているのです。
こんな裁判なら、李氏朝鮮時代に行われていた地方役人による拷問を行う野蛮な裁判に戻った方がましではないかとすら言っています。
これが今回の慰安婦裁判の本質です。

金柄憲所長の主張: http://hassin.org/01/wp-content/uploads/kim18.pdf
〃 英訳文: http://www.sdh-fact.com/CL/kim18_e.pdf

令和3年2月1日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝
http://hassin.org

KIM Byung-heon,
Director of the Korean History Textbook Research Institute
Representative of the National Action to abolish the Comfort Women Act
Criticizes the Court Verdict Made on January 8, 2021

Mr. KIM Byung Heon, Representative of the Korean History Textbook Research Institute/Representative of the National Action to abolish the Comfort Women Act, strongly rebuked the Korean judiciary which, on January 8, 2021, ruled in favor of 12 former Korean comfort women and ordered the Japanese government to pay 100 million won to each of the 12.
He first examines the Comfort Women Act of Korea, which is the basis of this lawsuit, and concludes:
Now, I studied a number of materials related to this issue, including the statements of the comfort women, and found that absolutely no Korean woman falls under this definition, that she was a Japanese military comfort women victim.
Then, he takes up Ms. LEE Yong-soo’s court testimony. She says that she was taken by the Japanese army to a Kamikaze Unit when she was “14”!
She was born in 1928, so she was 14 years old in 1942, when she said she was taken by the Japanese army. There are two obvious flaws in her testimony.
Firstly, the Kamikaze Special Attack Unit was organized in the Philippines in October 1944. In 1942, there was no “Kamikaze unit”.
Secondly, to be a licensed prostitute, one must be 17 years old or older. This regulation was strictly observed at that time. So, 14 year-old LEE Yong-soo could not have been a comfort woman.
Thus, Ms. LEE Yong-soo lied in court!
It is obvious that the Court did not bother to check the facts, with physical evidence and so on, and merely accepted the plaintiff’s fiction.
Mr. KIM Byung Heon suggests that with this kind of corrupt and inefficient Korean judiciary, Koreans today are no better off than being under the Joseon Dynasty.

URL:  http://www.sdh-fact.com/
PDF:  http://www.sdh-fact.com/CL/kim18_e.pdf

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

SDHF Newsletter No.297J 鯨は国を助く5

2021年1月26日 火曜日

鯨(げい)は国を助く(小学館)
小泉 武夫 著
その5 第4章 反捕鯨国が捕鯨再開に反対する三つの理由

国際捕鯨委員会(IWC)で決めたモラトリアム(商業捕鯨の一時停止)は遅くとも1990年に見直すということになっていたのに、反捕鯨国の工作により、いまだに商業捕鯨再開のめどはたっていません。
反捕鯨国が捕鯨再開に反対する一番の理由は、牛肉や豚肉の輸出国の利益のためです。強力な反捕鯨国がアメリカ、オーストラリア、ニュー人ランドという世界最大の畜肉生産国であることを見れば明らかです。
二つ目の理由は、クジラは環境問題の象徴として政治的に利用されているということです。「けなげなクジラを食べるなんてかわいそう」という宣伝が、政治的に利用できるということです。アメリカはベトナム戦争での虐殺非難をかわす手段として、クジラを救えキャンペーンを行ったという事実を見ればわかります。
3つ目の理由は、人種差別的な思想が背景にありそうだということです。「動物愛護」「資源保護」に反するクジラ殺しをする日本人!というプロパガンダが、反捕鯨国でなされているということです。
しかし、動物愛護なら牛や豚を食べるのはよくてクジラはいけないなどということにはなりません。資源保護ということで言うと、今や捕鯨が禁止されているためにクジラの増えすぎのためにサンマ、タラ、イカなどをクジラが食べるようになり、これらの資源が大きく減少していることは前章で見た通りです。
地球環境から見て決定的なのは、クジラは極めてエネルギー効率の良い食べ物である、という事実です。次の式が成り立つのです。

*鯨肉1キロカロリーを得るのに燃料1キロカロリーを消費
*牛肉1キロカロリーを得るには、120キロの穀物を必要とする
その穀物(主に小麦)1キロカロリーを生産するためには、燃料10キロカロリーを
必要とする
*したがって、牛肉1キロカロリーを得るためには、120X10=1200キロカロリーが必要
*結論:クジラは牛の1200倍のエネルギー効率である。=環境にやさしい。

日本は人種偏見を乗り越え、なんとしても捕鯨を守っていくべきなのです。

日本語原文: http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Counting-4.pdf
英訳文: http://www.sdh-fact.com/CL/Counting-4e.pdf

令和3年1月26日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道拝

Counting the Blessing of Whales:
Insights from a Chopsticks-Wielding Patriot
Koizumi Takeo
Series No.5: Chapter 4
Three Reasons Anti-Whaling Nations Are Against The Resumption of Whaling

The moratorium (suspension) of commercial whaling adopted by the International Whaling Commission (IWC) had a rider that the suspension needed to be reviewed by 1990, at the latest—and this has been scrupulously ignored. The resumption of commercial whaling is nowhere in sight and there are several reasons for this.
One reason for this is the political-economic game that the anti-whaling countries–the US, Australia, and New Zealand–play, in that they are also major exporters of beef and pork. Their primary motivation is the sale of meat.
One other reason is that whales are a convenient symbol of all environmental issues. Whales are the biggest mammals on earth. They flip their tails, females signal to their offspring and swim long distances. When people see whales, they reflexively respond with: “Eating such nice creatures is cruel and pitiful!” Naturally this is used as propaganda by anti-whaling countries to signal their “commitment” to the environment. This tactic was in fact used by the US during the Vietnam War—to distract the rest of the world from the horrible atrocities committed by the US military against the Vietnamese people.
Lastly, racism plays a role in the objection to whaling. For example, Yamamoto Shichihei stated in his book, The Japanese and Americans:
Racist thinking, “Japanese → whale killer → bad people”, has now spread to children.
At the same time, why do “wildlife conservationists” turn a blind eye to the slaughter of cows and pigs but oppose whale hunting? As shown in Chapter 3, the recent whale hunting ban has led to a significant decline in walleye pollacks, Pacific sauries, and squid—all because there are more whales. Saving whales does nothing for “resource security”.
Eating whales, compared to beef, is more ecologically friendly. Consider the following:
*To obtain 1 kcal of whale: 1 kcal of fuel is needed.
*To obtain 1 kcal of beef: 120 kcal of grain is needed.
*To produce 1 kcal of grain (wheat): 10 kcal of fuel is needed.
Thus, to obtain 1 kcal of beef, 1200 kcal of fuel is needed: whale meat is 1,200 times more ecologically efficient than beef.

URL: http://www.sdh-fact.com/book-article/1637/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Counting-4e.pdf

We welcome questions.

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

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