SDHF Newsletter No.37: 戦争を起こしたのはアメリカである

SDHF Newsletter No.37: 戦争を起こしたのはアメリカである

 東京裁判で日本侵略者の判決を下してからわずか2年半後の1951年5月3日、その
最高責任者であったマッカーサー元帥は、上院軍事外交委員会において、「彼らが戦争に
飛び込んで行った動機は、大部分が安全保障の必要性に迫られてのことだったのです」と
証言しました。日本の真珠湾攻撃は正当な「自衛権」の行使であることを認めたわけです。

 実は、経済封鎖は戦争行為であることはパリ不戦条約作成者の一人であるケロッグ国務
長官が上院軍事外交委員会で明確に認めていました。(何と真珠湾攻撃の丁度13年前の
12月7日でした)即ち、アメリカの経済封鎖という「戦争行為」に対して日本は自衛権
を行使したのです。

 アメリカの日本に対する戦争行為は経済封鎖に限りませんでした。アメリカは中国を通
じて日本の本土爆撃を行う計画を立てていました。大統領補佐官ロークリン・カリ―(べ
ノナ文書でコミンテルン工作員であることが明らかとなっています)が推進者となって
陸海軍合同委員会でまとめた日本本土爆撃計画JB355が大統領に提出されたのは、
真珠湾攻撃の5か月前の7月18日でした。ルーズベルトはこの日本攻撃計画にOKの
サインを7月23日にしました。

 「戦争を起こしたのはアメリカである」(茂木弘道)
http://hassin.org/01/wp-content/uploads/THE-US.pdf
は、『伝統と革新』(たちばな出版)の最近号(第6号)に掲載されたものです。ここ
にルーズベルトがJB355計画に承認のサインをした文書のコピーが載っています。
アメリカは日本に対する先制攻撃の決定を日米交渉のさなかに行っていたのです。

 本論文の英訳を発信する会のサイトにアップロードし、また Newsletter で下記の通り
海外のマスコミ、学者等4000余にメール送信しました。   発信する会 茂木

        The US, Not Japan, Was The Aggressor

Gen. Douglas MacArthur testified before the Senate Armed Services and Foreign
Relations Committee, 82nd Congress, on May3. 1951. He said that “They [the
Japanese leadership] feared that if those supplies [raw materials] were cut off,
there would be 10 to 12 million people unoccupied [unemployed] in Japan. Their
purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.”

Clearly, MacArthur, who held the higest authority over the Tokyo Trials, denied
the Trials’ final judgment that Japan was the “aggressor” in the Pacific War.

Japan has been called the aggressor since the Pearl Harbor attack is generally
characterized as a “sneak attack”. However, it was not Japan that decided to
strike the first blow but the United States. On July 23, 1941, five months prior
to the Pearl Harbor attack, President Franklin D. Roosevelt signed JB355, a plan
to bomb Japan via China during Japan-US negotiation. (The document that verifies
this fact is cited as within the essay.)

It is definitely clear that the U.S., not Japan, was the aggressor. This paper
comprehensively proves this fact.

*Summary: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/82_S2.pdf
*Full text: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/82_S4.pdf

Questions are welcome.

Sincerely,

MOTEKI Hiromichi, Secretary General
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact

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